第6章 看病ver.アズサ【無神アズサ】
ボタンを全部外し、前を開くと
名前の胸が顔を出した。
『下着、つけてないんだね…おいしそう…』
「だ、めっ…」
名前の制止も聞かず、アズサは胸に舌を這わせた。
ジュルッ、ピチャーー
「ひゃあ…っ…」
片手で胸を揉みながら、乳首を舐める。
『っはぁ…ここ、立ってきた…』
「ああ…っ…」
たまにキバを軽く立て、甘噛みする。
ピチャッ、ジュルルルルッーー
乳首を思いっきり吸われると、名前はか細い声で喘いだ。
『ああ…っ、ねぇ…綺麗な名前の胸にさ…傷、つけたいな…』
そう言うと、アズサはポケットからナイフを取り出した。
「やっ…やめ……!」
鋭利なそれを見て、名前の顔が歪んだ。
『なんで…?強がらなくていいよ…ここにしようかな…』
プツッーー
「んううっ…!」
左胸に、何かを押し付けるような感覚のあと、何かが広がっていく違和感があった。
鈍った思考と体の熱のせいで、あまり痛みは感じない。
『見てよ…傷、つけちゃった…オレもこんな傷が欲しいな…でも名前は動けないから、今日は無理だよね…』
心底残念そうにアズサが呟く。
『血が溢れてきた…綺麗だよ、名前…』
チュウッ、ジュルルッーー
じんわりと広がった何かをアズサが吸う。
「……っ」
アズサの口の周りが名前の血で汚れている。
それをぼんやりと見つめながら、荒い呼吸を繰り返す。
『っはあ…そろそろアレが、欲しいなー…』
名前のパジャマのズボンにアズサの手が掛かる。
「…だ、めぇ…っ…」
名前は力を振り絞って、震える手でズボンを押さえた。
その手をアズサが掴む。
『ダメだよ…オレを誘った名前が悪いんだから…責任、取ってよ…』
「や、あっ……」
名前の制止もむなしく、ズボンとパンツが一気に下ろされる。