第4章 序列2【無神ルキ】

そんな名前を舐めるようにじっくりと見ながら、
ルキはさらに恥ずかしい要求をしてくる。


『動かしてみろ』

「えっ…」

『お前が咥えているソレを、前後に、動かしてみろ…できないとは…言わないな？』


「っ……！」

名前の秘部に刺さった8本の束を掴む。
それだけでも充分すぎる刺激だった。

ゆっくりと、それを出し入れする。

「あああっ…ああ…んっ…！」

膣内に快感が広がる。
壁を擦りながら卑猥な音が漏れる。

グチュッ…グチュッ…

『そうだ…もっと早く動かせ』

ズブッ、ズブッーー！

快楽の波が押し寄せる。
さらなる刺激を求めて、自然と手が早くなる。

「あああああ！やああああ…！だめ…っ！もうっ…！」

こんな恥ずかしい姿を、ルキに見られている。

『イきそうか？…イけ、オレの前で…！欲望をさらけ出せ…！』

「あああああ…！いっ…イく…っあああああああ！」

大きな嬌声と共に、名前は身体をビクンとのぞけらせて絶頂を迎えた。

「はあっ…はあっ…」

全身の力が抜ける。
万年筆が名前の秘部からズルッと落ちた。

『どうだ？ご主人様の目の前で達した気分は…？』

ルキが意地悪く問いかける。

「はあ…はあっ…」

もうルキの声が聞こえないほど、名前の頭はぼんやりしていた。
まだ秘部がヒクヒクと動いている。


ルキの手が、名前の髪をかき上げる。

『返事もできないほど、気持ち良かったのか、もう限界という顔をしているな…』

「はあ…っ…はあ…」


『まだ調教は終わっていないぞ…今度はご主人様を楽しませてみろ…』

「…っえ…？！」

ぐったりした名前を抱きかかえ、ベッドへと連れて行く。