第4章 序列2【無神ルキ】
突然の命令に名前は戸惑う。
『何度も同じことを言わせるなよ?…それともやはり死を選ぶか?』
「あっ…わ、かりまし…た…っ」
死への恐怖には勝てない。
名前はルキの目の前でブラジャーを外した。
『下もな?…早くしろ』
「……っ」
ルキに逆らえば殺される。
名前は躊躇いを捨て、ゆっくりとパンツを脱いだ。
一糸まとわぬ名前の身体を、
ルキが軽蔑の入り混じった目で見つめる。
「……。」
『そうだな、…ではこれで…』
ルキは立ち上がり、デスクをガサガサと漁った。
大量の万年筆を持って、名前の目の前に座る。
『これを自分で入れてみろ…足を大きく広げて、オレに見えるように、な』
「えっ…?」
ルキは何を言っているのか。名前はこの状況を理解しようとした。
『はあ…理解できないか?こっちを向いて足を開いて、これをお前の下の口に、自分の手で入れろと、そう言っているんだ』
呆れた顔で名前を見やる。
さあ、とでも言わんばかりに名前に万年筆の束を差し出す。
「そんな…っ」
眉をしかめてルキを見つめると、
ルキはテーブルに置いたナイフに目をやった。
『ではお望み通り…殺してやろう』
「いやっ………や、やります…」
名前はルキの手から万年筆を一本取った。
恐る恐る自分の秘部へと持っていく。
『もっと足を開け…もっとだ』
これ以上いかないというところまで、大きく足を開かせる。
名前の恥ずかしい部分が、ルキに丸見えになった。
『何もしていないのに…もう濡れているとはな…まったく、卑しい家畜だ、お前は』
恐怖の中にも、ルキに見られているという羞恥から
名前は秘部を濡らしていた。