第4章 四番隊のお仕事1
優姫が振り上げた斬魄刀は更木の肩口に斬りかかるが、傷をつけることはできなかった。
「まだだ、まだこんな霊力じゃ俺とは殺り合えねぇよ。」
悠々と優姫の斬魄刀を握る腕を取って捻り上げる。
「ぐぅ……」
痛みに優姫の顔が歪み斬魄刀を落とした。
「もっと鍛練積んで、殺気を磨いて、正気の時に殺りに来い。」
更木は空いた右手で優姫の顎を掴み、無理矢理自分の方を向かせるとその唇に噛みつくような口づけを落とした。
何度も角度を変えながら優姫の唇を蹂躙していく。
「ん、んぅ……」
口を塞がれ苦しくなった優姫が呻いているが、離してはやらない。
俺に刀を向けたんだ、ただじゃおかねぇよ。
いよいよ苦しくなって薄く開いた唇に舌を捩じ込んでやる。
自分に斬りかかった優姫に舌を噛み千切られる覚悟で口腔内を犯していく。
唇を舐めあげ、歯列をなぞる。
「んぁっ……ふっ……あっ……」
優姫が戸惑うような声をあげたところで目をあけてその瞳を見ると、すっかり殺気の消えた瞳が驚きに見開かれている。
正気に戻ったようだがまだこの唇を離してやるつもりはない。
声をあげた為開いた歯列を割ってその奥に隠れていた舌を絡めとる。
ぐちゃぐちゃに絡ませて吸い上げて扱いてやる。
「あっ……んん……」
さっきまでの呻き声が甘い喘ぎ声に変わる。
顔を真っ赤に染めて涙を溜めた瞳が煽る。
口の端から溢れた唾液が糸を引いて顎から滴る。
腰が砕けたのか優姫の身体から抵抗する力が抜けた。
捻りあげた腕と顎を離してその身体を抱き締める。