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その胸に抱くのは~BLEACH~

第10章 愛を請う


後ろから優姫を抱き締めて布団へ倒れる。
気づかないうちに優姫も絶頂を迎えていたらしく、ピクンッピクンッと身体を痙攣させている。
ズルリと肉茎を引き抜くと大量の白濁が溢れて流れた。


肩口に付いた噛み跡からうっすらと血が滲んでいた。
行為の最中は壊してしまいたいと思ったが、今は抱き締める優姫が愛しくて、大切でかけがえのないものに思える。
噛み跡を指で撫でる。


「痛かっただろう?すまない。どうかしていた。」


優姫に詫びながら後悔の念が胸を占める。
身体ごと振り返り優姫が両手で頬を包んでくる。


「いいんです。白夜様の苦しみを全部ぶつけて下さい。私は受け止めますから。貴方の弱さを受け止められるのは嬉しいです。」


穏やかに微笑む優姫の瞳は慈愛に満ちていて、彼女の全てが神聖なものに思える。
得難いものを今こうして抱き締めている幸福に胸が一杯になる。


「優姫、お前を愛している。私はもう二度と愛しいものを失わない。お前の気持ちが誰にあろうとも私はお前を守る。もちろんお前の気持ちも今は諦めるつもりはないが。」


優姫の額に口づけながら愛を誓った。
その心を得るのは私だ。
他の誰にも渡しはしない。
今は腕の中で幸せそうに微笑んでくれればよしとしよう。


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