【進撃の巨人】 never ending dream R18
第23章 咽び泣く~決意~●
『…っん…エレン…。』
サラの紅潮した唇を、エレンは自身の唇で何度も何度も塞いだ。
初めて口付ける女性の唇。
優しく触れなければ壊れてしまいそうなほど、それは柔らかくて繊細だった。
唇を割り、激しく舌を絡ませ合う。
クチュクチュと淫靡な音は身体の熱を生み出し、次なる欲望を求めていく。
うるさいほどに心臓はドクドクと鼓動を打ち続けた。
エレンは熱い口付けをしたまま、サラの胸を強く揉みしだく。
温かく柔らかなその感触にエレンの胸は高鳴り、先端を飾る桃色の装飾を指先で摘まむと、下半身は痛いほどに反応した。
手のひらにじんわりと汗が滲む。
初めて触れる女性の身体。
どこか懐かしさも感じるが、それ以上にとても淫らだ。
エレンの陰茎は驚くほど硬くなり、早く自由になりたいと、下着を中から押し上げていた。
自慰の経験が無いわけではなかった。
訓練兵時代、時おり便所にこもっては、自身の陰茎を手で強く擦り、事務的な性処理を繰り返していた。
ただ身体を襲う射精感に溺れるだけの行為。
自分でもおかしいのではないかと思うほど、夢中になってしまったその行為。
そんな行為など比べものにならないほど、エレンの心と身体は、今までに感じた事が無いほどの熱い高揚感で満たされていった。
『…あっん…エレン…舐めて…。』
サラの言葉に応えるかのように、エレンは柔らかな胸の先端にある乳首を、そっと舌先で愛撫する。
その瞬間、『…はぁああんっ。』と甘い声を上げながら、サラは身体を仰け反らせた。
エレンは夢中でサラの胸にしゃぶり付く。
気が付けば下着を押し上げていた陰茎の先端からは、トロリと透明の液が漏れ出していた。