第23章 咽び泣く～決意～●

「いいか、これからする事は恋人同士がするそれとは違う。

お前に対する“躾”だ。」



リヴァイの強い腕の力で腰を引き寄せられ、サラは再びベッドの上で四つん這いにされてしまった。



“おしおき”だの“躾”だのと言いながらも、結局最後はこうして身体を結び合う。



こんな“躾”ならば、いくらされても構わないと、サラは胸を高鳴らせ、その体温を上昇させた。





熱く堅いリヴァイの陰茎が、サラの秘部へとあてがわれる。

クチュクチュと音を立てながら、入り口へと擦り付けられる。



「あっ…ぁん。」



いつもよりも感じてしまうのは、それが先ほどまで口で愛撫し続けていたモノだからなのだろうか。



普段はあまり見る事も触れる事もなかった部分。

それゆえに、その大きさすら分からずにいた。



それが今はどうだろう。



こうして秘部へと擦り付けられているだけで、その形を…大きさを容易に思い浮かべられる。



早く挿れてほしい。

早く突いてほしい。



ズブズブと入り込むリヴァイの熱い陰茎に眩暈を起こしながら、サラは倒れるようにシーツへと顔を埋めていった。





腰を強く引き寄せながら、リヴァイはサラの膣内を後ろから激しく突き上げる。



時おり、膣の奥へと陰茎の先端を当てながら、優しく揺するように腰を動かす。



膨張した秘部の突起を指先で刺激しながら、膣内の敏感な部分を擦っていく。



どうして感じる場所ばかりを責められるのだろうと、サラは溶け出すような意識の中で思う。



グチュグチュと粘膜の擦れる音。

石鹸の香りと、わずかに鼻をつく汗と精液の匂い。



脚がガクガクと震える。



激しい快楽の波が、再びサラの身体を襲おうとしていた。