【進撃の巨人】 never ending dream R18
第23章 咽び泣く~決意~●
「リヴァイ兵長、これで“お相子”です。
早く、続きをして下さい。
もっと兵長と気持ち良くなりたいんです。」
サラは冗談めいた口調で、怒りを露わにするリヴァイへ甘えてみせた。
しかし、鋭い目を一層細め、サラを見下ろすリヴァイの表情は、とても冗談が通じるようなものではない。
少しやり過ぎてしまったかとサラは思うが、やり過ぎなのはリヴァイも同じだ。
白濁色の精液が滲むリヴァイのシャツのボタンを、サラは1つずつ丁寧に外していった。
「リヴァイ…私が悪かったよ。
だから、そんなに怖い顔で睨まないでほしいな。」
シャツのボタンを外し終え、露わになったリヴァイの滑らかな肌に触れながらサラはそうつぶやく。
しかし、リヴァイはそんなサラの言葉に反応する事なく、冷たい三白眼でサラを見下ろした。
「リヴァイ?」
サラは指先でリヴァイの唇をそっとなぞる。
男性にしては小さな唇。
いつも眩暈を起こすほどのキスをくれる唇。
自身の精液を流し込まれた事が、よほど不快であったのだろう。
強く拭ったようにリヴァイの唇は紅く滲んでいた。
「…ごめんなさい。」
サラがつぶやいたその時だった。
「続きがしてぇんだったら、してやってもいいが…一つ条件がある。」
ふぅと、ため息をつきながら、リヴァイがそう言い放った。
「条件?」と首を傾げるサラの髪を撫でながら、リヴァイは続ける。
「これは、エレンにも言った俺の持論だが…躾に一番効くのは痛みだと思う。
言葉による“教育”ではなく、痛みによる“教訓”だ。
ただ、お前を痛みで躾る事は俺には出来ねぇ。
じゃあ、どうするか…。
お前にはこの方法しか見当たらねぇよ。」
そう言うとリヴァイは、サラの腕を強く掴み、うつ伏せに寝かせる。
「リヴァイ?」と、困惑するサラを無視し、リヴァイは力付くでサラを押さえ付けた。
強く掴まれた腕に、鈍い痛みが走る。
どこが“痛みで躾る事は出来ない”だ、と思いながらも、リヴァイの陵辱的な行為にサラは従った。