第23章 咽び泣く～決意～●

指先でそっと触れた秘部からは、今にも滴り落ちてしまいそうなほどの甘い蜜が溢れ出していた。

口に咥えた熱く硬い陰茎を舌の腹で愛撫しながら、サラは自身の秘部をなぞっていく。

膨張した突起へ甘い蜜を絡ませるように撫でると、ドクドクと脈打つような快感が身体を襲った。





“自慰をさせながら、自分のモノを咥えさせる。”



いかにもリヴァイが好きそうな事だとサラは思う。



どうしてこれほどまで、恥辱的など行為を強要するのだろ。

従順な部下であるリヴァイに辱めを受ける事で、性的興奮を覚えるようになってしまった自分と同じように、リヴァイもまた、絶対服従の対象である自分を辱める事によって、性的興奮を感じるのだろうか。

それとも、先ほどのエレンに対する醜い嫉妬心と、自分に対するただの独占欲か…。



どちらにせよ、今は唇を押し広げるリヴァイの陰茎の味と、秘部に湧き起こる快感に身を委ねたいと、サラは上下の“口”からグチュグチュといやらしい音を立て続けた。





「なぁ…そんなんじゃ足りねぇんだろ？
いつも自分でやるみたいにやってみせろよ。」



“従順な部下”の命令に、サラの心がドクンと強い鼓動を打つ。



「…もっと奥まで指を挿れろっつってんだよ。
お前だって挿れたくて仕方ねぇんだろ？」



その言葉に感情の熱が高まる。

部下の命令に絶対服従を強いられる…何て屈辱的なのだろう。

そして、どうしてこんなにも身体は反応してしまうのだろう…。



こうなった以上、リヴァイに従う他はない。



サラは秘部を優しく撫でるだけだった2本の指を、リヴァイの命令通り、ねっとりとした愛液を漏らし続ける“口”の中へ、ゆっくりと滑り込ませていった。