【進撃の巨人】 never ending dream R18
第23章 咽び泣く~決意~●
床に置いた手持ちランプが、丸く膨らんだサラの胸を淡い光で照らす。
下着を下ろし、片足ずつ丁寧に脱いでいく。
指一本触れられてはいないのに、ジワリと秘部が熱くなるのはなぜだろう。
裸になったサラは、両手でわずかに身体を隠しながら、舐めるような視線を向けるリヴァイの顔をじっと見つめた。
「リヴァイ兵長、私は何をしたらよろしいのですか?」
サラはそう甘えた声でふざけてみせるが、その言葉にリヴァイの表情が変わる事はない。
真っ直ぐとサラを見つめるリヴァイの瞳には、まだ怒りの色が滲み出していた。
「こっちへ来い。」
まるで部下に命令を下すかのような口調。
これじゃ、いつもと逆じゃないかと思いつつも、リヴァイの言葉に身体は従う。
一歩ずつ、一歩ずつゆっくりと歩み寄る。
その行為すらも、リヴァイの瞳に見つめられているというだけで、まるで唇を重ね合うかのような高揚感が生まれた。
もう、自分はリヴァイを拒む事は出来ないのだとサラは思う。
リヴァイの望む全てを叶えたい…受け止めたい。
なぜならそれは、自分の悦びとなり、快感に変わるのだから…。
サラはリヴァイの頬へそっと手を伸ばした。
滑らかな肌が指先に触れる。
わずかに開いた唇。
甘い口付けを望んでいるかのような唇。
その唇を奪ってしまいたいと、サラはリヴァイの頬を両手で包み、ゆっくりと顔を近付けた。
「ダメだ。」
サラの口付けを拒むかのように、リヴァイはふいに顔を背ける。
柔らかなサラの唇は、リヴァイの唇に触れる事なく、自身の手の甲へと当たった。
「…キスして欲しかったんじゃないのか?」
「あぁ、そうだ。
だが、唇にじゃねぇ。
…“こっち”にだ。」
そう言うとリヴァイは、頬を包んでいたサラの腕を強く掴み、わずかに膨れ上がった自身の陰茎へと触れさせた。
ズボン越しにもくっきりと形が分かってしまうほど、硬く起き上がったリヴァイの陰茎に、サラの身体は熱くなる。
「悪い子には…少し“おしおき”しねぇとな。」
強引なリヴァイの腕に引っ張られ、裸のサラはそのまま床へと四つん這いにさせられた。