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【進撃の巨人】 never ending dream R18

第23章 咽び泣く~決意~●


膝に伝わる冷たい石畳の感触は、高まる身体の熱をわずかに冷やしてくれた。



サラはリヴァイのベルトを外し、ゆっくりとズボンのファスナーを下ろしていく。

普段はあまり見る事も触れる事も無い部分。

下着を中から押し上げるようにして、その部分は先ほどよりも大きさを増したように思えた。





“どうして君は私のを舐めるのに、私には君のを舐めさせてくれないんだ?”

そんな事を尋ねたのはもう何年も前の事だった。

“キスが出来なくなるだろ?”

そう答えるリヴァイに、サラはどこか腑に落ちない矛盾めいたものを感じていた。



それはきっと、“間接的に自分のモノを舐めているようで、キスをしたくなくなる”と言う事なのだろうとサラは思っていた。

いかにも潔癖なリヴァイが考えそうな事だ。

しかし、“間接的に自分のモノを舐めている”のはサラも同じ事。

サラを辱める事に快感を覚えるリヴァイ。

きっと間接的に自分のモノを舐めているサラの姿を見たかったのだろう。





今こうしてリヴァイの身体に口付けてしまえば、今日はもうキスをしてくれないのだろうなと、サラは未だ不機嫌そうな表情を浮かべ続けるリヴァイを見上げる。



リヴァイのキスはサラにとって、他の何にも変える事が出来ない至福の味だ。



優しく舌を絡め取り、眩暈がするほどの甘いキス。

舌先で激しく口内を愛撫するような、淫らなキス。



そんなキスが今日は出来ないなんてと、サラはリヴァイの顔を見つめながら、不満げな表情を浮かべた。





「ガキじゃねぇんだ、やり方は分かるだろ?」



リヴァイの問い掛けに、サラはコクリとうなずく。



今まで一度もさせてくれなかった行為。

“おしおき”であったはずのその行為は、サラの胸を高鳴らせ、身体を熱くさせる。



今日はリヴァイの指示に従おうと、サラは下着をずらし、硬く起き上がった陰茎の先端に、そっとキスをした。




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