第2章 My♥Father!!

百合side


「北山のこと、ずっと前から好きだったんだ......。」



「......へ？」



百合はキョトンとさせた。



高木先輩、急にどうしたの？



何かのどっきり......？



「お前が入学してきた時から、ずっと好きだった......俺と、













付き合ってくれないか？」








私は高木先輩の言葉が理解できなかった......。



そしてこの一部始終を、



みっくんが見ていたなんてこの時は思いもよらなかった......。






「っこれって何かの冗談、どっきり......ですよね？」



「こんな冗談俺は言わない、俺は本気だ......。


















百合のことが好きだ。」




「っ高木先輩......」



高木先輩の気持ちは凄く嬉しい......けど、






「返事は、今すぐじゃなくていいんだ......。」






「高木先輩、私は......」






















けど、私が選ぶ答えはひとつだけ......。