第2章 My♥Father!!

それから沢山遊んだ宏光達......



『.....ぁ、そろそろ帰んねぇとな......』



『......帰っちゃうの？』



百合は寂しそうに宏光を見上げた。



『うん、日も暮れてきたしね(苦笑)』



『また......来てくれる？』



『おう！』



『......(微笑)』



宏光の言葉に安心したのか、百合が笑顔を見せた。



『近いうちに、また来るよ。
今度はサッカーやってみないか？俺サッカー経験者！』



『うん、サッカーやる。......百合もバスケ教えるの......』



『ば、バスケ！？百合ちゃんバスケやってんの！？』



『少しだけ......太輔おにいちゃんに教えてもらってるの。』



『ほへぇ......マジか......』


ｺｸｯ
『......。』



『じゃあ次は教え合いっこだな！』



『うん......楽しみにしてるの(微笑)』



＿ﾆｯ『俺も！』



『おい北山、そろそろ帰んなくて大丈夫か？』



『今帰るところだよ、また来るわ！』



『もう来なくていいのに......』←



『おいっ！』



『冗談だよ冗談(笑)お前がこねぇと、
百合ちゃんもつまんないだろうからな......いつでも来いよ。』



『サンキュっ！時間作れたら来るよ。
じゃあ百合ちゃん、いつ来れるかわからないけどまた今度な！』



『うん、ばいばい......』



『ばいばい！』














こうして百合と出会い俺らはあっという間に打ち解けた。



このことをきっかけに俺は定期的に施設へ通うようになっていた。