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Symphony of Love【イケメン王宮/裏夢】R18

第1章  First Experience/ジル


 
 『んっ、ふっ…あ!』

 ジルが乳房の感触を味わうように、ジワジワと、けれど、ピンと立たせた乳首には一切触れずに揉んでいく。

 (どうして…触ってくれないの…?)

 焦らされて焦らされて、しっとり濡れ始める私の蕾。触って欲しくて瞳が揺れる。不意に見上げた視線の先に、紅茶色の瞳と視線が交じる。
 ジルが、私の心を見透かしたような笑みを浮かべていた。

 「触って、欲しいのですか?」

 『そっ、…そんな事‥キャッ!!』

 一気に顔が熱くなる。
 本当は触ってほしいのに、恥ずかしくて素直になれず、顔を背けた。

 瞬間…。

 『じっ、…ジル!‥あっ、んん!』

 ジルが胸の先端に唇を寄せて、乳首を口に含んだ。堪らず私は甘い声を出してしまう。

 『あっ…あぁ……んぁ』

 ちゅっ、と音をたてて口に含んだ乳首を舌先で転がされ、時折吸われて甘噛されて、それだけで頭がおかしくなりそうな快感に体が支配される。吸われていない方の乳首には指でくにゅくにゅと刺激を与えられて、……蜜が、トロトロと溢れて来る。

 (やだっ、……恥ずかしい)

 「気持ちいいですか…?」

 『んぁっ、いやぁ…っ』

 ゛もう、こんなに固くして゛

 (そこで喋らないで…!)

 耳元で囁かれた声ですら媚薬のように、私の体を駆け巡る。

 
 
 

 
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