Symphony of Love【イケメン王宮/裏夢】R18
第1章 First Experience/ジル
『はぁっ、はぁ…はぁ…』
(体が…熱い……)
「プリンセス……」
ボーッとしつつくたっと腕を広ければ、おい被さって来たジルと視線があった。
『ジル……裸‥?』
いつの間に脱いだのだろう。
ジルは裸になっていて、私の手をとると自分の体を触らせる。その行為に、私は驚いた表情を浮かべた。
「これが、男の体と言うものです」
『っ!……ジっ、…ジル。何か‥やだぁ』
頬を伝い首筋を滑り鎖骨から胸板へ。
私が触られているわけではないのに、何故か体の奥がキュンとときめいた。
「ふふ、…私が触れられているのに、そんな顔をするとは……可愛らしい」
ジルは紅茶色の瞳を細めクスクスと笑みを浮かべた。
『だって……!』
(男の人の体すら…見たこと無いのに)
蝋燭の火もいつの間にか消え、私達を照らすのは淡い月の光りのみ。端正な表情、細い割りには引き締まって割れた腹筋に、私は改めて男の人なんだと認識した。
「プリンセス、こちらを向いて下さい」
『……ンッ!‥ん、…ぁっ』
顔を向けた瞬間、降って来たのは優しいキス。
唇を割られ侵入してくるジルの舌に、私も絡めたその間に、ベビードールが取り去られる。
プルンと胸が上を向き、さくらんぼのように瑞々しい色の乳首がピントたつ。雪のように白く滑らかな肌に、ジルは息を呑んだ。
くちゅっ、クチュン…ヌチュ。
『んんっ!!……ぁっ、ふっ、』
キスを深めながら、濡れ具合を調べるように私の秘部に指を入れた。
そして…。唇を離し、私の目を見つめた直後。
両足を広げられ…。
グッ!‥。
『はぁっ!!?‥…あっ!‥まっ、!!』
秘部に、圧迫感が広がる。
グッ、グッ、…ぬちっ…。
『っ、っ、……あぁっ、あっ!』
ググッ…。
「クッ……はぁっ、」
ジルの端正な顔が歪められる。
私の中に、ジルが入って来る。