第1章 出逢い
「にっしー!」
「あっいたいた。お疲れ様ですマネージャー」
出迎えくれたのはマネージャーらしい。
「こちら、俺たちがデビューする前からマネージャーやってくれてる佐田さん。佐田さん、この子がさっき電話した…」
「ああ!君が藤元さんだね!!早速だけど少し話をさせてもらっていいかな?」
「はい!大丈夫です。」
「そしたら、にっしーは次の仕事に向かっていいよ。後はこちらで引き受けるから」
「了解しました。頑張ってね愛莉ちゃん」
「はい!今日は本当にありがとうございました!」
手を振ってエレベーターで下まで降りていく西島さんとはここでお別れみたいだ。
あっお礼したいのに連絡先聞くの忘れちゃった…
後で聞く機会とかあるのかな?
応接室らしきところに通されてまず、簡単に自己紹介を始める。
簡単に質問されたことに答えていく。
軽い雑談を含めながらコーヒーを飲んでいると…
「よし、合格かな。この会社で働いてみない?」
え?これ面接だったの?!
「ぜ、是非!こちらで働かせてください!よろしくお願い致します。」