第2章 今日から住み込みアルバイト★
帰宅すると、
リビングに誰かいるように感じる。
え、、?誰、、?
若干怖いながらも中に入ってみると、そこにはいま到着したのかコートを脱ぐ男性がいた。
「えっと‥こんにちは?」
とりあえず挨拶してみる。
「うお、びっくりした。」
彼はとてもビックリしてるようだ
黒髪に金のメッシュが入ってる男の人‥あ、日高さんかな?
「もしかして、日高さんですか?」
「え?君だれ??」
怪訝そうな顔をする。
「明日から皆さんのお手伝いさんとして働かせていただくことになりました藤元愛莉と申します。」
スーパーの袋を両手に持ったままお辞儀する。
「え、、?俺、知らないお手伝いなんかいやだって言ったはずだけど?」
なんかめっちゃ不機嫌、、?怖いな‥
「す、すいません。しかし、佐田さんがマネージャーになるのなら問題ないとおっしゃってましたので‥みなさんが今まで通りに過ごせますよう、尽くしたいと思ってます。」
言い訳っぽいけど、こう言うしかないよね‥
「‥ふーん。で、誰目当てなの??」
日高さんはいきなり近づいてくる。
「え‥!?誰目当て!?」
「今までもお手伝い頼んでも若い子はすぐに色目使ってくるんだよね。君誰目当てなの?西島?それとも真司郎かな??」
少しにやっと笑って少しずつ追い詰められる。
トンっ後ろは壁だ、しまった。