第3章 逆らいの条件
及川先輩が手を抜くと、反り勃った先輩のアレが秘部にあてがわれる。
もうイケるなら我慢できるかもしれない。
ヒクついて待ちわびるナカがイキたくて疼いているのがわかる。
早く、早く……。
「挿れてほしい?」
耳に届いたあざ笑うような声。
ずっと先が触れるだけでとどめられた先輩自身。
その時やっと気づいた。
腕を縛られた意味に……。
先輩がいっきに片つけるって言ったのは、この方法こそ一番効果があるから。
腕を縛られたのは、自分でイかせないようにするため。
「挿れてほしかったら言いな?先輩の…ご主人様のおちんこを私のおまんこに挿れてくださいって」
もう私の負けだ。
岩泉先輩、本当にごめんなさい……。
でも私岩泉先輩に対する好きとは違って、この人に抱かれるのが好きなの……。
「ご主人様、私……」
感じる圧倒的敗北感を上回るほどの羞恥心と期待。
性欲は愛にすら優ってしまうのかと、実感した瞬間だった。
口からこぼれる言葉の一つ一つに涙の代わりに愛液が溢れ出る。
「ご主人様のおちんこ…挿れて、ください…。この、淫乱な…私のおまんこに……」
沢山抱かれて及川先輩を感じては達した。
タオルを取った先のご主人様は、私と目が合うなりそっと口角を上げ言った。
「おめでとう。見事奴隷に返り咲きだ」
これから、私の性に溺れ狂った……高校生活が始まる。
全てはこの人の命令の元で。
「まずはシホ……」