• テキストサイズ

Dye D? 3

第36章 手紙





しかし渋谷は一人

納得するように




渋谷「もしかしたら

意外と単純かもやで・・・

死神が記憶を消してるかもな」




そう言うと楽しそうに笑ったのだ




その時だった

大倉がある事に気が付いた




大倉「あれ・・・?」




大倉の言葉に誰もが注目した



大倉は自分の目線の前に

あるモノに気が付いたのだ



大倉「ねぇ、この紙は何?」




そう言うと紙に手を出した

みんなの目線が紙に集まった



村上「誰がそんな所に紙を置いたんや?」



村上に言葉に誰もが首を振って

違うと返事をした



その姿を見ながら

大倉は謎の紙を広げて見た




大倉「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




大倉の驚いた顔に

皆は何が書いてあるのかと

興味をもった




渋谷「どないしたんや?」



渋谷の言葉に

大倉は震える声で言ったのだ




大倉「これ

横山くんからの手紙だよ・・・・」




その言葉に誰もが紙を見ようと集まったのだ





【そっちの世界とこっちの世界は裏と表

こっちにあるモノはそっちにもある

だからこうして紙を置いたら

お前らに届くはず

連絡取れるはずや

届いたやろ?

ちなみに、みんな無事やから

安心してや】




その文面を読んで

渋谷は嬉しそうに喜んだ



渋谷「・・・・なるほどな

これで連絡取れるって事やな」





すると丸山は大きくため息を付くと

目に涙を溜めて



丸山「良かった・・・・

無事で・・・・

本当に・・・・」




安心する丸山の背中を

大倉は優しく撫でて励ました



そんな二人の姿を見ながら

村上「俺らも書いたら

アイツらに届くって事か?」



村上は嬉しそうに言った


渋谷は目で合図して

大倉から紙を受け取ると





渋谷「そう言う事やな

これから俺らから反撃開始やな」




そう言うと

食堂でまだ話しながら食べ続けている

二人を見つめて

妖艶な微笑みを見せたのだった





今から、二人の謎を解いてみせると

誰もが決意したのだった


/ 291ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp