第24章 月
私立森然高校
「前回とは違う高校でやるんだな!」
「夏合宿はいつも森然でやるみたい、涼しいんだココ、虫がすごいけど」
研磨が翔陽と話している
うわあ、校門前の階段凄いあるな、えっ、凄い
「日向ー!身長伸びたかー!??」
「リエーフうるさい」
「第一声から失礼だな、たった2週間で伸びるか!!」
「俺は2ミリ伸びたぞ!」
「ガーン!!」
やっぱりこの3人可愛いなあ、研磨が何処か遠目で二人の会話を聞いている
すると、リエーフくんと目線が合う
一瞬きょとんと首を傾げるも段々ときらきらとしたおめ目でこちらに近づいて来る
『おは「ももこさんが立った!!!!夜久さんー!!!!!」!??!???』
おい、どこぞのアルプス少女の名台詞みたいに言うな!!!!
えっ!ちょ!?私を荷物持つように抱えないで、あ!ちょ、肩に私のせ、え!米俵担ぎやんけ!!!!
走らないで揺れるからああばばばばば
舌噛みちぎれちゃ、誰か助けてええええええええ