第19章 数日振りに
えっと、お思い出そう、前々から前世の記憶が段々とわからなくなってきたなあ、とは思ってたんだけど
た確か、合宿があるんだよね、東京の学校が沢山、複数の所が集まって、そう合同練習が__
「もーもこ」
ドリンクを作ってるといつの間にか近くにこーしの顔があり、顔を覗かれる
『!?あ、え、こーし?どうしたの?あれ、練習中だよね?』
「ん?あー、少し抜けてきた、内緒な?」
まるで悪戯に笑っては内緒と人差し指を唇に当てては言葉を述べる
「ドリンク終わったんだろ?俺も手伝おうか?」
『...!あ、いやいや、大丈夫だから!有難うね』
「そんな、気にしなくても、ほら」
『だ、だめ!....あ、いや、本当に大丈夫だよ、有難うね、先行くね!』
こーしが驚いたように瞳を丸めては、持とうとしてくれたドリンクかごを無理矢理取っては膝の上に乗せ、慌てて言葉を述べる
私ただでさえ皆に迷惑掛けてるのに、これ以上荷物持ってもらったりわたしの仕事がなくなって、本当にいらない存在に
「え、待てって!」
慌てて私の前に回り込んでは私の行く道を遮る
「...どうした?東京で何かあった?」
心配そうに何処か悲しそうに座り込んでは、私を見上げるように言葉を述べる
『な何でもないの、本当に!ごめんね、心配掛けて』
膝の上にかごがある為に、慌てて自分の顔を相手の視線に入らない様にかごの影に隠れる
「...そっか、なら良かった、じゃあ、一緒に行こ、な?」
何処か納得いってないような声色で、こーしが立つとふと顔が見える
逆光の光のせいで余り良くは見えなかったが、悲しそうの眉を下げる表情が一瞬見える
それも一瞬で、いつものように笑いかけては車椅子を押してくれる
ぎゅっとかごを持っては、俯き唇を噛む
ほんと、何してるんだろ、私
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ななんと、またレビュー頂く事が出来ました、本当に有難うございます!!!
空たん、これからも活躍?する予定ですのでこれからも応援して頂けると嬉しいです。勿論、他の人達も活躍するので楽しみにして頂けたら、と思います!
何故か不穏な空気が漂いはじめてきて、ん?と思う人もいると思いますがこれからも宜しく御願い致しやす
アンケートの件も踏まえつつ試行錯誤してくつもりですので一緒に見守って下さいね