第19章 数日振りに
暫く、抱き合っているも、ふと空が見えた
『あ!ねえねえ、見て見て』
とんとんと相手の背中を叩いては
「...?どうした?」
そっと空たんの体温や匂いが離れると、不思議そうに私が指さしてくれる方向に目を向ける
『今日は一段と見えるね』
雲が無いためか,天気が良かったからか今日は辺り一面星空が広がっていた
「ああ.....なあ、星が綺麗だな」
『うん、綺麗』
ふと視線が合うと更に何処か眉を下げ苦しそうに諦めるように笑い掛けてきた
『空たんと見るから一段と綺麗に見えるんだね』
「な!?はあ.....」
すると驚いた様に瞳を丸めてはこちらを見てくるので、え、何か言ってしまったのかと慌てるも顔を見るより先にまた抱き締められる
『あの、空たん?「あんまり心配させんな」..ぜ善処します「約束な?」...ふぇいす』
更に強く密着するように抱きしめられる、変な声で返事をしてしまうも離れては頭をいつものようにそっと撫でられる
やっと笑ってくれた、良かった
「あ、そう言えば、及川先輩が何かでーとするんだとか何だか騒いでたけど」
『ふあっ』
やべえ、すっかり忘れてたや、連絡しなきゃなあ、空たんの顔をそっと見ると、呆れたような表情をして見てくる
「...及川先輩にも、連絡してやれな?」
『...はーい』
あの時抱き締めてくれた匂いが微かに私の鼻を掠める
そっとまた後ろを振り向くと空たんと視線が合う、慌てて前を向くも何だか無性に恥ずかしくなった
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久しぶりの空たんの出番、私と共ににたたまして見守って下さっている人が居たのなら嬉しいです
星が綺麗ですね、の言葉は空たんだからこそ言えるのかなあと思ってます
もし言葉の意味を知らない方いらっしゃったら検索してみて下さいね
アンケートを早速して下さった方々、本当に有難うございます!!
コメントも拝見させて頂き、これからに活かして、皆さんに少しでも感謝の気持ちを返せるように、楽しんで頂けるように、していきたいなと思っていますので!!
まだまだアンケート募集してるので良ければお手数ですが宜しくお願い致します!!!!
それに、引き続き拍手やしおりなども頂いていて感謝してもしきれないです
これからも私と共に見守って頂ければ幸いです