第41章 sky date.
「きょ、たにせんぱい、胸…もういいでしょ?」
思わず聞いてしまう。
あんまり触られたら…私だって、さぁ…ねぇ。
むにむに触られて気持ちいいんだもん!
おっきくてあったかいのがはっきり分かる手。
「あの…手…」
悶える私の体が引き寄せられ…キスした。
背中痛い。
痛いけどそれ以上に唇があったかくて、外だから余計に熱く感じて…。
ちょっ、いたっ!
今度は唇を噛まれて皮膚がやぶけて痛い。
でも首を抱かれて動けない。
痛い、熱い。
そのまま舌が唇を舐める。
血が京谷先輩の口の中に消えていく。
こ、こういう経口摂取はありなのっ?!
まあ…血が好きじゃないという京谷先輩が口にしてくれるだけマシなのかな?
…………かな?
悩む私をほっておき、唇だけじゃなく口全部を舐められる。
流石にそれがもう血をどうこう、という行為じゃ無い事は理解できた。
体をかがめたままキスをして、首に回っていた手が私のリボンタイをほどきだす。
えっ、とっ…ま、ずいよね?
牙で噛まれてないから血を吸われた時の興奮はないのだけれど胸をもまれてキスされて…期待、してる。
けどっ、や、やばない?