【DIABOLIK LOVERS/短編集/R18】
第4章 汗の匂い【逆巻ライト】
いい匂いって何だろうか…
まさかまた血の匂いとか言ってくるのかな…。
『いい匂いって…』
「名無しの体から出る甘い匂いとか?」
『そんな匂いしないけど…』
クンクン…
「僕にはわかるの。それに…汗のいい匂いも…ね?」
近付きぎゅっと抱き寄せられる。
『あ、汗の匂い!?やっ、ちょっと…近付かないで…!』
汗の匂いなんて嗅がれたくないよ〜…!
「僕さ、汗の匂い好きなんだよね…なんてゆうか、興奮しちゃう…」
抱きしめたまま、首筋に顔を埋めて匂いを嗅いでくるライト。
『ちょっ、変態っ…//!』
「はぁ…なんか興奮してきちゃったなぁ…」
『お、落ち着こ?とりあえず!』
「無理かも…僕の、もうこんなになっちゃった」
手を握られれば、ライトの自身に擦り付けられる。
『っ…//ライトくん…//』
「ベッドもあるし…ちょうどいいよね?」
『だ、誰か来ちゃうかもだよっ…!』
いきなりライトに抱き抱えられベッドに押し倒される。
「じゃあカーテン閉めておけばいいでしょ?」
『そ、そうゆう問題じゃ…ひゃっ…!』
まだ着替えてなかった体操服を乱され、腹部を舌が行き来する感覚につい声が出てしまう。