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青春あやまち論2【黒子のバスケ】

第20章 側にいたい






それからは毎日のようにかつてのチームメイトたちから電話がかかってきた。

間違いなく、さっちゃんが皆に話したのだろう。


黄瀬は嫌われている自分が「行け」と言えば、私が逆の行動をとると思ったのか、そんなこと言って引き止めた。

勿論、私がそんな甘い手に乗るわけもなく、最後には泣きつかれた。


真ちゃんはあは朝占いを持ち出し、「藍川のラッキーアイテムは赤司なのだよ」と悪徳商法よろしく言われ続け。

最終的には「今海外へ行けばお前の命はないのだよ」などと意味の分からないことを言いだす。


あっくんには「結局赤ちんから離れるんじゃ、俺が諦めた意味ないじゃん!!」「藍ちんは赤ちんと一緒にいるべきなの!!」と怒られた。


皆が私を心配してくれているのはとても有難かったし、嬉しかったが、私は誰に言われてもその決意を曲げることはなかった。

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