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【嵐小説】 Rainbow

第8章 秘密の時間


「あの、二宮先輩」


「どうしました?」


「Jって、なんですか?」


「イニシャルですよ」


「イニシャル?」


「ええ、“潤” だからJ。

カッコイイでしょ」


「ですね」


「あ、そうそう」


「どうかしました?二宮先輩」


「ちょっと、こっち来て」


「あ、はい」
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