第2章 渚の家
「ど、どうしたの?渚くんっ。」
「あ、ごめん。嬉しすぎて
抱きついちゃった。」
(可愛い…///)
「大丈夫だよ、謝らなくて。
こういうの、嫌いじゃないし。」
…え?何故黙り込む?
気持ち悪かった!?やば\(^o^)/オワタ
「ごめんね、気持ち悪かったよねっ。」
「いや、全然。ハルの意外?な一面が
見れて嬉しかった。」
「そうなんだ、ありがと!」
「うん(ニコッ」
「あのさ、渚くんって好きな人いるの?」
「え?」
私は慌てて自分の口を塞いだ。
「ごめん、嫌なら言わなくていいよ!」
「まあ…いるよ…」
衝撃。
自分で聞いといてショック受けてる。
ポジティブにならなきゃ。
…え?なんで私ショックなの?
私、渚くんの事好きなの?
優しくしてくれたから?
抱きついてくれたから?
もう…わかんないな…
「ハル?」
「え?」
「いや、下向いて黙ってたから。大丈夫?」
「うん。大丈夫。その恋、叶うといいね」
「うん、ありがと。」
その日は、ご飯を食べて、お風呂も入って
すぐに布団に入った。