第6章 新たな転校生
ーー次の日ーー
「渚くん、おはよー!」
「おはよ、ハル。今日も元気だね(ニコッ」
「まあね、えへへ」
「今日も頑張ろうね!」
「うん!」
「皆さん、おはようございます。
今日は転校生が来ています」
「どんな人かなー?女だとしても、
ハルより可愛い子は来ないよな(真顔)」
「前原くん…苦笑 私はそんなに可愛く
ないよ。カエデとか、メグとかの方が可愛いし」
「まあな。でも、ハルも可愛いのは
確かだぞ。」
「ありがと。」
ガラッ
「橋中真子(はしなか まこ)です♡
よろしくね~」
(ぶりっ子かよ)
私は心の中でそう思った。
「あ!あなた名前は?」
「え…潮田渚だけど?」
「渚くんかぁ!よろしくね~♪」
「う、うん。」
(なんでぶりっ子が私の隣に…!)
私は凄くイラついていた。
渚と仲良くするし…
「渚~、一緒に帰ろ?♡」
「う、うん。」
(渚…)
私は渚が遠い何処かに行くような
感覚がした。
(渚…私よりぶりっ子が好きなのかな…)