第1章 始まり
キーンコーンカーンコーン
チャイムがなる
「みなさん、おはようございます。
今日はこの教室に転校生がやって来ます」
殺せんせーはそう言った。
「女子かな〜?可愛い女子だといいな〜ニヤニヤ」
「岡島、キモイ。」
「なっ…!?なんだよ片岡!」
「とりあえず、黙ってて?ニッコリ」
「はい…」
ガラガラガラガラ
1人の女子が入ってきた。
背は小さめ。髪はおろしていて、
胸下くらいまである。
「夜桜ハルです。よろしくお願いします。」
「可愛い女子だなー♪」
「うっさい、岡島」
「わ、悪い、磯貝。」
「ハルさん、先生の事は、殺せんせーと
呼んで下さいね」
「はい、わかりました。」
「席は…カルマ君の隣でいいですかね」
「あそこだよー」と皆が教えてくれた。
私は「ありがとう」と言いながら
席に座った。
「よろしくね、夜桜さん。俺は赤羽カルマ。
まあ、好きなように呼んで」
「わかった。私の事は、ハルって呼んでもいいからね」
「りょーかい」
「それではホームルームを終わります。
皆さん、仲良くして下さいね。ヌルフフフフフ」