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光と闇に潜む龍【サボ】

第12章 Help・・・


ガサガサガサ・・・

「サボ!遅いぞ!!」

ったくどれだけ待ったことか・・・。

「ラファティ・エスメラルダ。懸賞金4億1千万ベリー。」

「誰だ!!?」

サボじゃない・・・。

「お前は!!バーソロミュー・くま!!」

なんてことだ!!

七武海がなぜここに!!

エスメラルダはすぐに戦闘態勢に入った。

サボはどうした!?

こんなやつに負けることは絶対にない!

「おい!サボはどこだ!!」

「会ってはいない。」

このパシフィスタ野朗!!

こいつは元はと言えば革命軍所属だろ!

「っち、サボのこと本当に知らねぇんなら何故ここに来た!!」

「お前を排除するのが目的である。」

「んの野朗!!」

≪エレメート・フェル・ガータ・フェイト(嘆きし龍)≫

エスメラルダは龍の腕に変化し爪を硬化して攻撃した。

だが避けられる。

「ウルススショック。」

とてつもない衝撃に顔を歪ませるエスメラルダ。

血を吐いた。

「ゲホッ、ゲホッ・・・!!」

瞬時に夜桜で斬りかかる。

ガキィィン

だが鉄でできている頭には効かなかった。

「っくぅ・・・。」

どうする?

こんなやつ相手にできない。

逃げるか?

いや、追ってくるはずだ。

ガサッ

ビュッ

茂みからサボが飛び出した。

「大丈夫か?」

「あぁ。」

サボは傷だらけだ。

「さっきこいつを見かけて逃げられたんだ。」

「こいつの狙いは私だ!」

「こいつはお前を革命軍から引き離すように政府に命じられている。」

何が目的だ!

世界政府め!

「とにかく気をつけろ!」

サボも戦う。

サボが切り出し隙を突いて攻撃した。

が、かわされる。

エスメラルダはサボの隣に立つ。

「何と政府に言われた!!」

「ラファティを排除せよ。」

「くっそぉぉぉ!!!」

「おい!」

エスメラルダが飛び掛った。

くまはエスメラルダを地面に叩き付けた。

「ぐはぁ!!」

「排除せよ。」

「ラファティの血に罪はない!!!」

許せない。

ラファティは間違っていない!!

「旅行に行くならどこがいい?」

「エスメラルダぁぁぁぁ!!」

「え・・・。」

くまの手がエスメラルダを直撃・・・

パッ・・・

「消えた・・・。」

エスメラルダが・・・





















消えた。
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