• テキストサイズ

光と闇に潜む龍【サボ】

第11章 Red snow


「お前前まで絶対に俺の目の前で着替えようとしなかったくせに。」

「することはしたんだ。恥なんてない。」

「お前も結構変態だな。」

「失敬な!」

なんてやりとりをしてるうちに着替え終わった。

「やっぱ似合うなお前。」

「似合いたくなかった。」

「んなこと言うなって・・・ん」

「んんん・・・」

甘いキス。

エスメラルダは受け入れる。

互いに舌を絡めあい離れたときには銀色の糸で結ばれていた。

「お前出会った頃はすげぇ抵抗してたのにな・・・。」

「昔話はいいから帽子。」

エスメラルダはサボから帽子を受け取り被った。

「いいじゃんか!」

「そうか?」

「コアラに見せに行こう!」

「え・・・。」

すぐに脱ぐつもりだったのに・・・。

手を引かれコアラのいる食堂へ向かう。

「コアラ!」

「ん?って!!えぇぇぇ!!」

コアラは振り向き様驚いた。

「似合いすぎ!ってかめっちゃかっこいい!!」

かっこいい?

私的にはすっごく暑いだけだが。

「サボ君も着てきてよ!」

「そうだな・・・着てくる!」

何故・・・。

数分後サボがいつもの見慣れた格好でやってきた。

「いい!このカップル!!最高!」

「お揃いっていいな!」

「この格好でお揃いなんてただのコスプレだ!」

どう見ても普通じゃない!!

「暑い!!」

「暑そう。」

「さっきの方が涼しかった。」

「着替えるか。」

「そうする。」

「えー!!」

コアラの声は無視して2人は部屋に戻った。

「「暑い!!!」」

部屋に入るとすぐ脱ぎ始めるサボとエスメラルダ。

下着姿になったそこへ・・・

ガチャリ

「総長この書類って・・・!!失礼しましたー!!」

隊員がノックもしないで入ってきて下着姿の2人を見て勘違いして出て行った。

「なんか恐ろしい勘違いしてないか?」

「してると思う。」

「・・・。」

「肯定にす・・・」

「しんわ!アホ!!」

心臓に悪い。

「お前欲情しないか?」

「今は別にしてない。」

「あんときほど?」

「//////言うな。」

「する?」

「っない!」

任務期間はダメだ!

「そろそろ腰慣れると思うけどな・・・。」

「でも!ダメだ!!」

「無理矢理ヤったら怒るよな・・・。」

「怒るけど?」

本当にいけないよ、それは。
/ 139ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp