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光と闇に潜む龍【サボ】

第13章 Reunion


そのころコロシアムではサボがメラメラの実を食した。

サボはレベッカを抱えるとリングを破壊してそのまま地下へと入っていった。



一方地下では・・・

「レオ!カブ!!インヘル!!無事だったんだな。」

エスメラルダは小人たちと合流した。

そして麦わらの一味ウソップとロビンに会う。

「あなたもしかしてラファティ・エスメラルダ?」

「そうだ。」

ロビンが関心をもって聞いてきた。

「革命軍にいたのよね?」

「何故知ってる?」

「あなたがいなくなってから私は革命軍に2年間お世話になったのよ。」

なるほどな。

「サボが会いたがっていたわよ。」

「知っているよ。」

そのとき

ガラガラガラ!!!

天井が炎と共に落ちてきた。

「何だ!?」

今ウソップが神として崇められていた。

「レオ、工場へ!」

「はいれす!!」

だが小人たちが行く必要なかった。

ウソップの言葉でオモチャだった人間たちが工場へ向かったのだ。

「必要ないな。」

「レオ、私は少し外の様子を見てくる。何かあったらまた知らせてくれ。」

エスメラルダは走り出した。

ちょうどそのとき。

サボ達が合流した。

「サボ、今エスメラルダさんが。」

「いたのか?」

「えぇ。」

またすれ違ったか・・・。

プルプルプル・・・

レオの電伝虫が鳴った。

「こちらレオ!」

『私だ!大変なことになった。鳥カゴとかいうのでドレスローザが包囲された。』

「どういうことれすか?」

エスメラルダが説明する前にスクリーンにドフラミンゴが映った。

そして忌々しいゲームを始めようと言うのだ。

懸賞金がつけられた受刑者を狩る。

まさに卑劣なものだった。

そして今懸賞金がかけられたものが発表された。

「・・・3つ星:麦わらのルフィ、トラファルガー・ロー、リク・ドルド、ラファティ・エスメラルダ、サボ」

エスメラルダは驚きのあまり手に持っていた電伝虫を落としてしまった。

それは自分が懸賞首になっていることに対してではない。

サボがいたことに対しての驚きだった。

エスメラルダは涙を流した。

『サボ・・・!』

レオの電伝虫から聞こえるエスメラルダの歓喜の声。

サボはそっとレオの電伝虫を借りて・・・

「エスメラルダ?」
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