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トリッパーを退治する話

第11章 悪魔の実の能力者




今日の朝から、龍輝は大変な目に遭っていた。
テツと共に待ち合わせ場所の公園で、赤司やローたちを待っていたところ。
大型のトラックが現れた。
だが、そのトラックの様子がおかしい。
フラフラと荷台が揺れている所から、積載量問題だろうと隣に座るテツに移動しようと声をかけようと手を伸ばしたと同時にトラックがこちらに向けて急発進。

テツの身体を思いっきり前に突き飛ばしたと同時に、トラックが横転。
荷台に乗せられていたのは水族館へ運ぶための海水。
倒れてくると同時に感じた久しぶりの海の匂いに、ヤバイと思ったが時既に遅く。
視界の隅に映った、赤司とローたちの必死そうな顔と、ローがシャンブルスをしようとしたと同時に龍輝は頭から海水を被っていた。



「「「龍輝!!!」」」



漂ってきた海水の匂いは、海賊の時を思い出すが、それよりも龍輝の安否が大事だった。
彼女もまたローたちと同じく悪魔の実の能力者だ。
海水を被ったらどうなるのか、全員がわかってることで、思いっきり被ってしまった龍輝を見つけることが優先だった。








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