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イケナイ💛赤司様

第22章 あま~い番外編💚


手をつないでいるとわかる。

赤司君の体温が伝わってくる。

そんなこと頭の中で考えているうちに

あっという間に水族館へ着いた。

「藍、着いたよ。」

「え!?あ、はい。」

両壁いっぱいに広がる大きな水槽の壁

その中には魚がたくさん泳いでいる。

「きれい・・・。」

ぼそっと声に出してしまった。

「そうだね。」

赤司君が笑みを浮かべながら私に言った。

「・・・。あれ?」

「どうしたんだい?」

「私たち以外にお客さんいませんね・・・?」

周りを見渡してもスタッフの方しかいない。

「今日、この時間を貸し切りにしたのさ。」

「・・・ふぇ!?貸し切りですか。」

「藍と二人っきりになりたかったからね。」

さらっと大人な発言をする。

かっこいいを通り越してなんだろう

控えめに言って完璧

「うわあ!赤司君、イルカショーありますよっ!!」

「そうだね、行こうか。」

「はい!」

イルカショーはイルカがかわいくて

ついつい目が離せなかった。

けど、隣にいる赤司君は、何度も私のほうを

気にかけてくれていた。

やさしさが身に染みた時間となった。

「藍、少し濡れているよ?タオル」

「あぁ、ありがとうございます。」

気遣ってタオルを渡してくれた。

「さて、次に向かうよ?」

「ふぇ?次ですか?」
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