第16章 気持ちの揺さぶり
なんでなんで!どの時間も私があてられるの!
真面目に受けているはずなのに・・・
「藍!この問題解け!」
「ふぁ?あ、はい!!」
どうしてなのよ~・・・
「はい。できました・・」
「おう、戻っていいぞ」
「はい・・・。」
本当にだるい・・保健室行こうかな
やっとお昼にもなったんだし。ごはんが先か
・・・イテ!!
また誰かにぶつかった。
あ!嘘
「すみません!赤司君」
「ちゃんと前をみろ。藍」
「・・・。はい、すみませんでした。」
「それより考え事は解決したのか?」
「あ・・いえ。まだです」
「・・・そうか。邪魔をしたな。」
「あ・・・いえ。」
行っちゃった。もう!!!!自分が嫌になってきた。
どうにかなちゃえ!自分