第16章 気持ちの揺さぶり
あ・・・結局眠れなかった。
だるっ・・・。
学校めんどくさい。なんか
こういう風な朝を迎えるの久しぶりだな。
「おはよ~ってもだれもいないか。」
一人暮らしだしね^^でも、おはようとか、ただいまとか
返してくれる人がいるっていいなって今思ってきたよ。
あ、時間だ・・・。着替えなきゃ
クローゼットから制服を引っ張り出した。
「い、行ってきます!」だれもいないけど!
あ、黛さん!
「黛さん!おはようございます!」
「・・・あぁ。はよ」
「あ。はい・・・」
やっぱり、あんまりしゃべらない人なんだな。
あまり奥まで話しかけない方がよさそう・・・
「おはよ!!」
「小太郎さん!おはようございます。」
「やだ~私もいるわよ!」
「あ、す・・すみません。実渕さん!おはようございます。」
「おはよう♪・・あらっ征ちゃん♡」
「ああ。レオか。小太郎も。おはよう」
「「おはよう!」」
「う、あ・・赤司君!おはようございます。」
「おはよう。藍」
は。はぁ~緊張した・・・
はやくなんとかしなきゃ!また怒られちゃう!!