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残り30センチの距離【進撃の巨人】※更新停滞中

第6章 忍び寄る影


(エレンside)

我ながら何やってるんだと思う。

リオが好きで好きでアタックの毎日だったが、日に日にそれがとてもしんどいと思い始めた。

リオは俺の想いには気付かない……いや、届かない。

それどころか、俺に彼女がいると思っていたことで、俺の怒りは爆発した。

リオ、お前だけが好きなのに。

お前だけが欲しい。

それができないのであれば……

リオをただの幼なじみとして見れるまで俺は逃げる。

今日も心がチクリと痛むのを気にしないふりをして過ごす。

(エレンside 終わり)












昼休み。(リオが教室で泣いている最中)


「ねぇ、エレンくん〜」

「……なんだよ」

「姫ちゃん(リオ)と喧嘩中なんでしょ? 慰めてあげようか?」

教室に居たくなく、空き教室で過ごしていると一緒に着いてきた女子生徒が話しかけてきた。

「あら、あなただけ抜けがけずるい!」

「わたしもエレンくんとシたい!」

他の女子生徒も次々と話しかけてくる。

鬱陶しい……。

「断る」

低い声で女子生徒達を睨みつけながら言う。

「えー、つまんないの」

「でも、いいや、エレンくんの側にいられることが幸せだし」

俺が睨んだことにより、恐れた女子生徒達は大人しくなった。

側にいて欲しいのはお前らじゃなくて、リオだけなのに……。



















その翌日、昨日の女子生徒達は来なかった。

俺は何も気に留めなかった。

むしろベタベタ引っ付かれるほうが鬱陶しいから楽だった。

……佐倉美瑛を除いては。


ーー

少女漫画にありそうな展開ですね(笑)

はやくこのシリアス感な話しから逃げ出したい!

エレンときゃっきゃうふふな話しを書きたい!

またお暇があれば読んでいただけたら嬉しいです!

次回で会いましょう!





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