【暗殺教室】オープニング撮影、アフレコ撮影でのE組
第1章 青春サツバツ論
~放課後~
殺せんせー「渚くん、茅野さん、カルマくん、前原くん、磯貝くん、5人はこちらに来て下さい」
僕たちは帰ろうとしていたところを殺せんせーに呼び止められた。
潮田「なんですか?」
前原「早くしてくれよ~?」
殺せんせー「ヌルフフフ、君たち5人にはとある曲を歌ってもらいます」
赤羽、前原、磯貝「はぁ?」
潮田、茅野「え?」
全員が同じように声を合わせる。
赤羽「ちょっと殺せんせー、何言ってんの?急に意味分かんないんだけど」
殺せんせー「詳しいことは『大人の事情』ということで話せませんが、とにかく君たちには『青春サツバツ論』という曲を歌ってもらいたいのです」
(お、大人の事情?)
茅野「どんな曲なの?」
殺せんせー「とてもいい曲ですよ。君たちにピッタリな曲です」
自信満々気に殺せんせーは触手をうねらせた。
磯貝「殺せんせー、俺たちが歌う曲って今ここにCDとかありますか?」
殺せんせー「ありますよ。聞きますか?」
そう言うとCDを取り、ラジカセに入れた。
――カチッ
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僕たちはとりあえず最後まで聴いた。
殺せんせー「どうです?いい曲でしょう?」
茅野「うん!いい曲だった!」
殺せんせー「では、歌ってもらえますか?」
5人「…」
僕たちは顔を見合わせて言葉を詰まらせた。
赤羽「俺はいいよ」
潮田「えぇ?!」
1番やる気のなさそうなカルマくんが最初に承諾した。
赤羽「でも1つ条件ね」
殺せんせー「なんでしょう?」
赤羽「殺せんせーの財布からバイト代ちょーだい☆」
殺せんせー「い、いくらですか…?」
赤羽「う~ん、最低でも3千円くらいかな?(ニコッ」
カルマくんはさわやかな笑顔で殺せんせーに手を差し出した。
(そういうことか…汗)
殺せんせー「にゅいや!!そ、そんなに?!」
赤羽「え~?ダメなら俺はやんないよ~?ね、前原」
前原「俺もくれねーんならやんねー。磯貝、帰ろうぜー」
カルマくんはこの中で1番話に乗りそうな前原くんに話を振り、殺せんせーを促す。
前原くんも帰ろうと、後ろを向く。