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【暗殺教室】オープニング撮影、アフレコ撮影でのE組

第1章 青春サツバツ論


僕たちは大量の機材が置いてある教室に残っていた。

前原「いやぁー、俺ら実は歌の才能あんのかね?」

磯貝「またそんな調子のいいこと言って…さっきお前、タイミングミスったろ」

前原「はは、バレたかw」

茅野「でも最初よりは確実にレベルアップしてるよね!」

赤羽「そりゃあ、殺せんせーがあんだけ指導したんだからねぇ」

潮田「…でも」

僕は思った。

赤羽「ん?どうしたの?渚くん」

もっと…もっと――??上に行きたいと。

潮田「僕…もっと上に行きたい…」

茅野「渚?急にどうしたの?」

潮田「いや…なんでもないよ」

(なんか一人だけやる気出てるって思われたら恥ずかしいな…)

赤羽「確かに、殺せんせーに俺たちがこれぐらいで終わるなんて思われるのはちょっと癪だよね~」

カルマくんが後ろに腕を組んで天井を眺めた。

磯貝・前原「(ニッ」

磯貝くんと前原くんは顔を見合わせてニッと笑った。

前原「おう!そうだな!」

磯貝「みんな、時間大丈夫か?何時ぐらいまでなら大丈夫か?」

茅野「何時まででもOKだよ!」

茅野はニコニコしながら手をあげた。

赤羽「俺も暇だから」

潮田「・・・」

僕は心に一筋の光が差したようだった。

前原「俺も磯貝も大丈夫だよな!」

磯貝「うん」

茅野「渚は?」

茅野はニコニコしながら僕に尋ねた。

潮田「みんな…!」

僕は1人ずつ顔を見た。

潮田「もちろん!大丈夫だよ!」

僕はみんなの心が1つになった気がした。

そして僕らは遅くまで歌った。

(殺せんせー、僕らの歌を聴いたらすごく驚くだろうなぁ)

僕は思わず顔が緩んだ。
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