第3章 ~二次試験~
「会長、私たちを飛行船でマフタツヤマまで運んでいただけませんか?」
「マフタツヤマか・・・なるほどのぉ、おおいいとも!」
マフタツヤマ・・・?
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「さあ、皆 崖下を覗いてみて」
その言葉に従って覗くと、素敵なことに卵が沢山ある蜘蛛の巣が存在
しているじゃありませんか
お近づきになりたくないですね!
「クモワシの巣よ」
「あんなとこに巣を作るんだ」
まさか、この風と蜘蛛の巣を利用してあの卵を取るのだろうか?
そんな恐怖でしかないことをするというのッ?!