第3章 ~二次試験~
いや、あの人に限ってそれはない
むしろ、試験管は変えずに試験内容を変えさせるんじゃないかな
「ふむ・・・しかし、急に別の試験管を用意するのも面倒じゃ」
「申し訳ありません」
「よし、ではこうしよう 試験官は続けてもらう
ただし、新しい試験には君にも実演という形で参加してもらう」
ほらね、思った通り
その言葉に驚くメンチさん
責任を取らせられると勘違いしたのかな
「というのはいかがかなぁ
その方が受験者も納得いきやすいだろう」
「そうですね
それじゃあ、新しい課題はゆで卵ってことで!」
僕、ゆで卵の黄身って好きじゃないんだよなぁ・・・