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テニプリ短編小説

第2章 財前光


きっと今顔が真っ赤だと思う。ここが暗くて本当によかった。恥ずかしいから…

「俺いま顔真っ赤や…」

「…私も…」

そうつぶやくとどちらともなく笑った。
本当に財前くんのことを好きになってよかったと思う。

「みょうじさん。」

「は、はい。」

「これからたくさん思い出作ろうな。」

「うん!」

これからは財前くんのおかげでこれからがすごく楽しみだ。
そう思い握った手に少し力を込めた。


おまけ
~放課後~

これからミーティングをするらしい。きっとただのだべりになる。
千歳先輩はフラフラどっかに行きよった。

「お前さっき女子とおったやろ。」

話題の振り方があまりにも唐突すぎる。

「なんすか、ユウジ先輩。」

「ほんまか!?」

「さっき廊下でそれっぽい子とすれ違ったけど、かわいい系やったわね。」

「ほんまか!?!?」

「謙也さんさっきからそればっかやないですか。それしか言えへんのですか?」

「しかたないやろ、謙也なんやから…」

「白石お前見捨てる気か!?」

「ま、しゃーないっすわ。」

すると金ちゃんが唐突に言葉を発した。

「わい、光の彼女見たで!」

「やっぱり彼女なんやね?ちょっと狙ってたんやけど…」

「浮気かっ!小春!」

「どんな子やったん?」

「めっちゃ優しかったで!」

「話したんやな。」

「さっきこけてめっちゃ痛かったんやけどその姉ちゃんが痛いの痛いの飛んでけーってしてくれた!」

こういう誰に対しても優しいところも好きになでたきっかけの一つや。

「よかったな、金ちゃん。」

「謙也もそう思うやろ!」

「へぇー、前から好きやったん?」

「まぁ、そうっすね。」

「初々しくてええね~」

いつの間にユウジ先輩をなだめたんや…

「青春やな!」

「謙也さんも青春したらええんやないですか?」

「俺かてしたいわ!」

「ヘタレスターやからな。」

白石部長の言葉の後ろに「www」がついていた気がする。

「それより財前、その彼女待たせとるんやろ?はよ行き。」

「じゃあ、お先に失礼しますわ。青春してくるんで。」





あとがき
関西弁難しいパート2
更新が遅くて申し訳ありません。財前くんが優しすぎて財前くんに見えるかが不安です。
おまけでは誰がどのセリフかわかりにくくてすいません…あと小石川と銀さんごめん…
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