• テキストサイズ

食べたくなるほど愛してる

第2章 笑顔はきっと涙の後で




あ、れ


ここ、どこだろ


《………》


だれ?

私を呼んでるのは

もう、ねむいんだ



《…だめ》


どうして?

人は眠るでしょう?


《愛する人、を残していくの?》


愛する人……


《きっと今眠れば
彼は壊れるよ
笑えなくなる》


笑えなくなる?

どうして?


《あなたの願い、でしょ?》


そう

そうだ

私の願いは

愛する人を笑顔にすること


《目を、覚まして》



《僕のために》



月山さん?



/ 52ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp