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食べたくなるほど愛してる
第2章 笑顔はきっと涙の後で
「君は僕が好きかい?」
いつもいつも僕に会う度そう告げてくる彼女。
「はい!」
こういう返事は身を乗り出してくるのに
他のことに関しては内気で
大人しいといえば一番か…
「でも君は僕が他の人と…「あ、紗那ちゃん」」
大事なことを聞こうとしていたが
誰かの言葉でかき消された。
「「金木君!」」
「月山さん、いたんですか」
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