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食べたくなるほど愛してる
第2章 笑顔はきっと涙の後で
「なんだぁ、月山さんと金木君、知り合いだったんだ!」
「僕も驚いたよ」
金木君と友達、か
彼も喰種だが、この子を食べようとも思わないのか?
あぁそうか、大事、なのか
「にしても紗那ちゃん、今日バイトだったっけ?」
「ううん!ちょっと顔だそうかなって!」
バイト?
僕がクエスチョンマークを浮かべてるのに気づいたのか、
金木君が僕を見る
「彼女、最近あんていくでバイト始めたんです」
あんていくでバイト!?
しかしあそこは喰種の溜まり場で
喰種の店員しかいないじゃないか
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