第2章 夢から目覚めても
「「私は結姫女子学院二年、瀬名愛理です」」
彼女が、瀬名愛理か、顔はよく瓜生新吾と一緒に下校しているときに見かけていた、しかし、あんな条件がすんなり、いやまぁ、体育館借りるだけだからあれだが、俺はそれにより、仮統合組に参加することになった、もちろん廃部になるから、あまり落ち着かないが、とりあえず、剣を振れるなら、この際なんでもよかった、今は授業中で、自由選択の剣道をしていた
「違います、右手は添えるだけ、そう、まだ右手で竹刀を振っていますよ?」
癒々は、クラスメートの女子に剣道を教えていた、正式に仮統合組になるのは明日からだ、しばらくはここともお別れになる、そんなことを考えながら、俺は竹刀を手入れしていた
「連兄、竹刀がささくれました」
俺は癒々の竹刀を受け取る
「これは、癒々、お前力を入れて面を打ちすぎだな、よく面金に当たっている証拠だ」
面金とは、顔守る、網目の鉄部分のことを言う
「身長が低いですから、どーしてもそうなっちゃいます」
「なら、小手、胴を狙えばいい、まだまだだな」
癒々は少し、ムスッとしながら竹刀を受け取りクラスメートの輪に戻る
「全く、さて」
俺は立ち上がり、裕魅を呼ぶ
「どーしたのさ連、まさかついに、私と付き合っーー(*´∀`)」
「稽古するぞ」
「私の純情かえせぇぇぇー(*`Д´*)!」
「んなもん知るかぁっ!!」
変な漫才をしながら、俺達は道場に入る