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ましろ色シンフォニー -original-

第1章 剣の先は、女子学院


「隙有り....てやぁぁぁ!」

やばい、そう思いガードするも間に合わず、パシンっ!!
爽快な音が、小手、つまり右手首から聞こえた

「...まじか....」

集中力が切れてしまい、妹に負けてしまった、武士は一瞬の集中も切らしてはならない、これが真剣だったら

「死んでたよ?連兄、今日はどうかしてる....私にやられるなんて.....ヤられるなんて」

最後の言葉はスルーした、部屋に入り食卓につく、妹特製のカレーだ

「いただきまぁす...」

俺もいただきます、と呟く、今日の俺はどうかしている、瓜生妹に言われてからだ、まぁいい、寝たら直る、そう思うが

「合併、別に良いんじゃないかな...」

妹から聞いた言葉に、耳を疑ったが、癒々はそこまで反対ではないみたいだ

「剣道部がなくなっちゃうぞ?いいのか?」
「だって、結姫にも体育館あるし、そこ借りたら良いんじゃ?」

そんな簡単に許可されたらいいが、うまく行くわけがない、俺は少しそう思ったがさそれを条件に仮統合組に参加すればいいのか?と自問自答、気がつけばもうベッドに入っていた、そしてーーーーー

「条件がある、仮統合組に参加するのと交換で、そちらの体育館の使用許可をくれ」

朝、瓜生新吾と話をしていた、ま、元々お嬢様学園だ、簡単にはーーー

「構わないわよ?すぐに申請しておくわ」

瓜生の隣に現れたのは、可憐で、美人で、スタイル抜群の.....

「いきなりで、ごめんなさい、結姫女子学院二年、瀬名愛理です、話は今聞いたから、言わなくていいわよ?」

瀬名愛理だった........
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