第9章 ~とある休日~
台所に入り、冷蔵庫を開けて
材料を確かめた。
#NAME1#『うーん…ピーマンとウインナーと玉ねぎとトマトソース……。』
と一人でぶつぶつ言っていると、
翔『ナポリタン?』
#NAME1#『ハイ!!ナポリタン得意なんです///。』
翔『ふ~ん……。』
あたしは気にせず、材料を切り始めた。
ピーマン・ウインナーを切り、
玉ねぎに差し掛かろうとした途端…後ろに違和感を感じ振り向くと…コーヒー片手に覗き込む翔君の姿。
翔『以外と…綺麗な切り方すんのな……?』
#NAME1#『以外とって何……(°□°;)?玉ねぎ切るんで、どいてくれます?』
翔『玉ねぎ…切りたい。どけ。』
とコーヒーカップを渡され玉ねぎを切り始めた。
すごいなめらかに玉ねぎをスライスしていく。
#NAME1#『すごい…。料理するんだね?』
翔『たまにな?めったにしないけど…って目が痛い……。』
とあたしに顔を寄せてきた。
#NAME1#『何?』
翔『手でいいから、涙拭って?』
と言われ親指で涙を拭った。
翔『ふ~……痛い……。』
といいながら、玉ねぎ一個切り終えた。
翔『これ、炒めるんでしょ?』
といいながら、フライパンに入れて炒め始めた。
#NAME1#『結局、先輩作るんだね……?』