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黒バス短編集

第4章 【赤司】ドルチェブラッド




『んっ…はぁ』


こくこく、と小さく喉を鳴らす音の合間に、喘ぎに近い声が入り、赤司はもはや足に上手く力が入らなくなっていた。

永遠にも似たほんの数秒の後、解放された赤司はドサッと床にへたりこんだ。


『うん、思った通り…!とっても、美味しかったよ。征十郎くん?』


赤司に目線を合わせ、うっとりと言う彼女。


『また、飲ませてね』


そう言って去る悠紀を見送る頃には、赤司の心は既に囚われてしまっていた。



END


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