第2章 初夜を改めましょう[ダリューン裏]

ダリューン様の動きが止まり
刺激がなくなった事への安心から
身体の力を抜くと、膝を掴まれ
閉じていた足を簡単に開かされる

「きゃっ…」

彼は指で
布の上から秘部を撫ではじめ
むずむずするその感覚は
なんだか物足りないと、
そう思ってしまう自分がいた

じわじわと布に染みが広がっていくと
今度は直接下半身に触れられる

侵入してくる初めての感覚に
背中を反らせ先ほどより大きな声が響く

「ひっ……あっぁぁ！」

いつの間にか下着がはぎ取られ
何も覆うものがないという羞恥と
秘部に指を入れられ、
おかしくなりそうな自分への不安

そんな姿を見てほしくなくて
見ないでと抵抗を試みるものの
綺麗だと、見せてくれと、
優しい声色で言われてしまっては
頷くしかなくなる

「だ、りゅーん…さ、ま…っ」

ぐちゃぐちゃに濡れたそこから
さらに新しい愛液が溢れだし
彼の手を濡らしていく

2本、3本と増やされた指

はじめのような緊張はなく
満たされていくような感覚

これが気持ちいいと
いうことなのだろうか


きゅっと蕾を摘まれ、
ぐりぐりと刺激され
何かが沸き立つように高まり
私を支配していく

彼の指が私のナカで力を込めると
それが発火材となり
お腹のしたのあたりがきゅううっと
なる感覚に襲われる

「いっ...あああああああっ...！」

くたりと力が抜け
息が荒くなる

「名前様っ...」

もう我慢出来ないというような
ダリューン様の声が聞こえると
そりたった自身を秘部にあてがわれた

「ひｯ......ぁ...っ.....」

初めてみるダリューン様のそれは
あまりにも大きく、
ビクビクと脈を打つ様は別の生き物のよう

それが自分のナカに入ろうとしているのだ

「い...ぁ...うっ...」

飲み込めば飲み込むほど
彼の質量は増していく

「っ...ち、からを...抜いてっ...」

ちゅっとこめかみにキスをされ
一気に奥まで突き上げられる